音声入力日記

音声入力メインで書く日記です。実験&整理して話すトレーニング。

採用と教育に対するイケてない思い込み文化説

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転職歴が多いからとか年齢が高いからとかで採用しなくなることに疑いを持たない発想ってどうなんだろう。 僕自身今少しだけ採用に関わっていてそーゆー思想が社内に流れているのを感じる。

もちろん年齢が高いと適用に時間がかかる可能性とか新しいノウハウを覚えるのが苦手とか後は単純に年下の同僚がやりづらいとかそれはあると思う。でもその発想って結構日本とゆうかアジアの年齢上下文化に思想自体規定されてるんじゃないのって言う気がする。なんか僕はそれが気に食わない。僕自身が結構年齢が上がってきてこれからどうなるかわからないって言うのもまぁ多分あるんだけどさ(笑)。

とは言え最近の某家電メーカーで観るようなリストラ対象になったのに中年以降になったおじさんたちみたいな「自分は偉い給料は高くもらえるべき敬意を払われるべき」なんて思ってたらそれは当然論外ですよ。そーゆーおっさんもいると思うけどそうじゃない人もいっぱいいると思うからいかにより分けるかと言う所に採用の課題がある気がしている。

思うのは採用と言うのはエネルギーとコストがかかり他の仕事をする人が片手間でやるにはあまりにも面倒臭い。しかしでは採用の専任者がやればいいのかと言うと、それも現場で必要な能力の判断基準を持ち合わせていないと合わない人をとってしまう恐れがあるのでどうなのかなという気もする。少なくとも多分スタートアップにおいてはあんまりいい発想ではないかなと思う。 僕の知り合いの方で40過ぎからガチでウェブプログラミングを独学で勉強してスタートアップに採用された方がいた。僕はその人のことを尊敬しているし採用した会社もいけていると思う。大事なのはすっぱり解雇しやすいことであり、解雇されたら失業保険なり訓練給付金なりをしっかりもらったうえでまた別の職場を探すことをが辛くないような社会になっていることではないだろうか。

別にアメリカを礼賛するつもりもないけれど日本の雇用と採用と解雇に関する文化は自称スタートアップの人たちですら古臭い文脈に支配されていることが多くて、そこを変えようぜって思う。

後は教育コストかかりすぎを過剰に恐れていないだろうか。 それこそ業務マニュアルの整備を省力化して更新をもっと容易にすることができてナレッジをシェアできれば、 そこは改善するはずだ。それができれば採用に伴う教育コストと言う言い訳はだいぶなくなるはずなんだが。 そこを効率化して、仕事に入りやすくするのが、人間を幸せにするためのテクノロジーができることの1つじゃないんだろうか。