音声入力日記

音声入力メインで書く日記です。実験&整理して話すトレーニング。

周り回ってエンジニアリングなのではと

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無駄に熱くて勝手なことを言う。スタートアップにおいて価値を創造する以外の仕事はすべきではない。と言うよりも価値をクリエイトする仕事ができない人は行くべきではない。 偉そうなことを言っているが価値のクリエイトできない人と言うのはもちろん僕のことである。

先日読んだ本で「文明とは道具である」と言うわかりやすい切り口があった。全くもってその通りであり同意する。そして現在の情報技術に立脚したスタートアップ界隈においては価値のクリエイトにフォーカスが当たっていると言わざるを得ない。だからスタートアップにコミットするということは逆に言うと価値を生み出すこと以外何者でもないのだ。

坂本光司教授という日本の中小企業研究のフィールドワーク的手法においては最も有名な研究者の1人がいるが、その教授の著書の中で面白いのは、「優れた会社と言うのは管理業務をする人の割合が10%以下である」という経験則的な発見があって、これは実はどんな企業にでも当てはまるしスタートアップにおいてはなおその通りであると僕は感じている。はっきりって管理業務と言うのは価値を創出していない。もちろんある程度の規模になったら必要だけれどもスタートアップがどうこう言うようなことじゃないし、そこに意識が向いていてはだめだ。言い換えるとそれしかできない人がいてはスタートアップは足を引っ張られているということなのだ。

そして認めねばならない今の僕はその程度で、スタートアップで価値を出すためには例えばエンジニアリングを身に着けてチームに役立たねばならない。というより今まで何も持っていない人がやるとすると実はエンジニアリングしかないのだ。エンジニアリングは冷静に考えると難しいと思われるけれども価値の出し方がはっきりしていると言う意味ではあまり悩まなくて良い。作る。作る。フィードバックを得た上で作る。それしかない。

僕は昨年いちどエンジニアリングは自分には合わないと思ってわざわざ文面で他の人に見えるように僕は無理ですなどといったのだけれど、半年経って改めて考えてみると、やっぱりエンジニアリングしかおっさんになって大した経験もない自分に価値を出す方法は無いように思われる。でもそれは辛いことではなくて意外と面白そうだとも思っているのだ。

(写真がペンギンなことに理由はない)